サイバーバイオメカニクス - トップページ

サイバーバイオメカニクスとは

 サイバーバイオメカニクスは、“力”と“動き”の特徴を明らかにする学問(Biomechanics) 研究の知見をもとに、コンピュータ(Cyber)でシステムを開発しております。まず、サイバーバイオメカニクスの開発した第一弾として「CPRフォーム教導システム」のレンタルサービスの提供を企画しております。

※提供につきましては企画準備段階のため、レンタルサービスの開始時期は未定です。

CPRフォーム教導システムとは

 毎年、7 万人以上が日常生活で心停止の危機に見舞われています。そのような危機を目撃した時、「救命の連鎖」の開始点で重要なことは、第一に心停止の早期認識と通報する市民の意思決定と行動ですが、市民が心停止者に対して実施する心肺蘇生法(以下 CPR)の正確な姿勢の実技教育が確立していません。この課題へのアプローチとしてサイバーバイオメカニクスは、最新のセンサーカメラ(マイクロソフト社のAzure Kinect DK)を用いて、正確な姿勢の評価と教導を支援するシステムを開発しました。センサーカメラ2台を用いることで、正面からの上肢姿勢の検知・評価に加えて、側面にもセンサーカメラを設置することで・下肢の姿勢を検知・評価も可能になり、結果、CPR訓練時の全身の姿勢を検知・評価が可能です。また、コロナ禍の訓練に対応するため、システムの起動・終了には音声認識で非接触の操作が可能です。

システムデモ動画

  •  ※QRコードを読み取るかクリックすることで動画をご覧になれます。
  • 「集音検知・計数処理デモ」の動画は、お使いのデバイスの音量を大きくしてご視聴ください。デモのようにミニアンの適切な圧迫音1回と除圧音1回を集音検知(計2回)したうえで、システムの計数処理を1回の圧迫回数を画面表示しています。
  • レンタルサービスのご利用につきましては、『サービス』のページをご参照ください。

ニュース

FIT2023にてFIT奨励賞を受賞しましたことを小路学長にご報告いたしました。

 9月6~8日にかけて大阪公立大学にて開催された、第22回情報科学技術フォーラム(FIT2023)一般講演減災情報システムセッションにて、FIT奨励賞を受賞いたしましたことを小路学長にご報告させていただきました。小路学長から研究活動に対する励ましの言葉をいただき、これからも地道に研究を進め、救える命を1つでも多くできるように邁進していく所存です。

2023年10月10日
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