マタニティの安心をサポートします.釧路公立大学,KODOプロジェクト

ママのために

お産時期になったママのために,お産に際しての不安を小さくするための教育支援や,病院との意思疎通に役立つ「陣痛ダイアリー」と称するスマートフォン向けのアプリケーションを開発し公開配布しています.

これからママ,またはパパになる方のために

お産時期のママだけではなく,これからママまたはパパになる方に「妊娠・出産」について興味関心をもってもらえるように,レクチャーなど啓発活動をおこなっています.KODOプロジェクトを通じて,「妊娠・出産」に対する意識のジェンダー間の差を小さくため,アンケート調査をおこないながら取り組んでいます.

「陣痛ダイアリー」について

【対象】
お産時期のママ

【実践的コンテンツ】
図3に示すメイン画面では,陣痛時間の計測、陣痛時間の記録保存（CSV形式でエクスポートが可能）を行い,計測時間ごとの評価コメントが得られるようになっています.計測と評価コメントの導出処理では,お腹の張り（腹部緊満）感覚から入力したものを陣痛とみなし記録保存し,時系列の陣痛間欠データとして履歴を一覧することができます.
また,間欠時間に基づくコメント導出表示時には病院連絡を常に意識させるような表示になっています.図4は間欠時間が20分以内の場合の評価コメント文例です.
教育的コンテンツ お産に関する一般的な知識が学習・確認できます(図5).

図3.メイン画面

図4.20分以内の評価コメント画面例

図5.お産に関する教育画面例